体育館の床はなぜ滑る? 解決法をご紹介!

体育館の床はなぜ滑る?

体育館でスポーツしてるとシューズが滑るときがあります。
グリップが効かないと全くパフォーマンスが発揮できませんし、もし捻挫やアキレス腱を痛めると当分スポーツには携われなくなります。滑る原因をよく理解し対策することで、怪我のない充実したスポーツライフを送りましょう!
滑る原因は バドミントン 卓球 バスケットボール バレーなど、あらゆる競技のシューズに使えます。体育館シューズで行われる全ての競技に共通しています。 
滑って気分が落ち込んだときにどうぞ ↓

原因その1:シューズのゴムが硬化している。

シューズ裏

新しいシューズの柔らかいゴムであれば、床の上の微粒子や埃がゴムにブニュっと食い込み、微粒子の付いていない部分のゴムが床に密着します。しかしシューズを長年使うと徐々にシューズ裏のゴムが硬化してきます。硬いゴムは微粒子や埃が食い込みにくいためシューズと床との間に隙間が多くなり、ゴムが床に密着する面積が少なくなります。また、微粒子がゴムに食い込んでいないため転がりやすく、硬くなればなるほど滑ります。

ゴムは硬化が進むと元には戻らないのです。シューズ

ゴムコーティング剤 1

   ノンスリップ

硬化したシューズ裏のゴム(アウトソール)に滑り止めコーティング剤を塗るとグリップ力が復活します。プレイするうちにいずれ効果がなくなりますが、1回塗ると数時間はもつでしょう。「ノンスリップ」(200mL)はバスケ用に開発されたものですが、体育館シューズ専用すべり止めなので バドミントン 卓球 バレーなど、あらゆる競技のシューズに使えます。ノンスリップは「iSports みらい」という滑り止めを専門に開発している日本の会社の製品です。
ノンスリップ 実売価格(税込・送料込)2,700円程度

私も使ってみました。
床の状況によりますが、だいたい30分程度はもつでしょう。下で紹介した「体育館用すべり止めシューズクリーナー」よりずっと長持ちします。透明の液体で見た目水っぽいですが、付箋のような軽い粘着感です。シューズを買って10年以上経過しカチカチになったアウトソールで試してみましたが、ほとんど滑りません。乾かしてから使うとより効果的。
200mlですが、まんべんなく少し付けるだけで十分なのでなかなかなくなりません。噴射しすぎると吹きつけた場所の床がべとべとになりスリップしますので要注意!
状態の悪いシューズや床にはぴったりです。是非試してみてください。(赤いキャップの締め付けが緩いので液漏れに注意)

ゴムコーティング剤 2

ゴムの硬化は酸化が原因ですので、コーティング剤をスプレーすることで皮膜ができ、酸化を防ぐことができます。使用法は、練習後シューズのゴムの汚れを雑巾できれいにし、さっとスプレーするだけです。注意点は、少しべとつく保護剤ですので、次回シューズを使う前にはきれいに拭き取らなければなりません。(まあ、拭かなくても体育館で動くとコーティングは取れると思いますが:笑)

ラバープロテクタント

このコーティング剤は自動車のゴムパーツ用で、呉工業の「ラバープロテクタント」というスプレーです。ゴムに浸透して本来の弾力を保つとともに、表面にコート層を形成して劣化を防止します。また、汚れを取り除き、再付着を防止します。つまり、汚れ取りとコーティングを同時にできるわけですね。
ラバー プロテクタント 実売価格(税込・送料込)1,100円程度 

食器用のラップを貼ってもゴムの酸化をある程度防ぐことができます。シューズ使用後に濡れ雑巾で埃や微粒子をきれいに拭き取り食器用のラップを貼るだけなので、簡単でかなり安上がりな方法です。コーティング剤と違って溝やゴムの中まで浸透するわけではありませんが、何もしないより効果があるでしょう。よく卓球でラケットの使用後にラバーへ貼ることがありますが同じ効果です。

温度が上がるとゴムは柔らかくなる

ゴムは温度が上がると少し柔らかくなるので冬より夏の方が滑りにくくなります。また、激しく動くとシューズ裏のゴムが床にこすれ、摩擦熱でゴムが若干柔らかくなり滑りにくくなります。
そう、ゴムにとって冬は大敵なのです。

対策:新しいシューズに買い換えるのが一番ですが、表面にスプレーする滑り止めコーティング剤や、ゴムの硬化を防ぎシューズを長持ちさせるシューズ使用後のコーティング剤が有効です。

原因その2:シューズのゴムが傷だらけ

100均で売ってます。

シューズは高いので、できれば長く履きたい。そんなときは、シューズの裏のゴムを台所用のクリームクレンザーで磨く!
新しいシューズのゴムは、よーく見るとゴムの表面が細かくデコボコしています。これは柔らかいゴムが床に密着し過ぎないように加工されているのだと思います。このデコボコを取ることはできませんが、床に接触するゴム表面の傷をクレンザーで磨いて平らにしてやると、硬くなったゴムでも床に密着する面積が少し増えます。ゴムが硬くなっている場合、原因その1で説明した微粒子との隙間は改善されませんが、密着する面が少し広くなるので滑りはある程度改善されます。
また、ゴムの傷がなくなると滑る原因の一つ(原因その3)である埃や微粒子も付きにくくなります。

対策:シューズの裏のゴムを台所用のクリームクレンザーで磨く!

シューズ裏にヤスリを掛けても効果なし

シューズの裏を紙やすりなどでザラザラにすると摩擦力が上がり滑りにくくなるという人がいます。確かにめちゃ滑りにくそうですよね。で、私も実践してみましたが・・・逆効果。

分かりやすい例は、テーブルに手を当てて滑らせてもなかなか滑りませんが、手に紙を当てて滑らせるとどんどん滑ります。つまり紙は傷だらけのシューズ裏のようなものなのです。別の例で言うと、冬場カサカサになった手のひらをテーブル当てても滑りやすいですよね。同じことです。

ただし、シューズ裏に紙やすりを貼り付けてプレーすれば、硬いやすりが床に食い込んで滑りにくくなるでしょう。まぁ、床がボロボロになって怒られますけど(笑)


原因その3:体育館の床に微粒子やホコリがたくさん積もっている。

練習時間の前に誰も体育館を使っていなかった場合、体育館を使用していない時間帯に空気中に舞った細かな粒子やホコリが床に大量に積もります。微粒子はコロの役目をし、ホコリはシューズと床の密着を妨げます。また練習しているうちにシューズ裏へこれらがくっ付きますから更に滑ります。シューズにフェルトを貼ってるようなものですね。(冬場はシューズ裏のゴムも硬くなり湿気も少ないので、粒子が転がりやすくなり更に滑ります) 一旦スーと滑ると床の上を掃除しているようなもんです。どんどんシューズ裏にホコリや微粒子がが溜まります。さらにスー~

 対策:練習する前に床のモップ掛けをする!
練習後にはモップ掛けをしますが、練習前にはあまりやりませんよね。滑らないようにするには、練習前にモップで微粒子をきれいに取り除くことが大変重要です。

モップはめちゃくちゃ汚れるのでモップの部分だけ取り外して月に一度はきれいに洗って乾燥させましょう! モップ自体にホコリや微粒子が大量に付着してたらあまり意味ないですからね。
モップは簡単に取り外せます。棒を付けたまま洗うと絞れませんし、あまりきれいにならないので、ちゃんと取り外して洗いましょう。・・・洗濯機で洗うと最高です!
モップが面倒なら、濡れ雑巾でシューズ裏にくっ付いたホコリや微粒子をこまめに拭き取るしかないですね。一時的には滑らなくなりますが、またすぐにくっつきますので、また滑ってきたらその度に拭き取りましょう!


体育館用すべり止めシューズクリーナー

← 濡れ雑巾よりさらに効果的なものに滑り止めクリーナーがあります。定価880円(税込)300ml バレーボールメーカーの「MIKASA」が販売してる「体育館用すべり止めシューズクリーナー」(そのまんまのネーミング)。体育館で行われる競技のシューズ全てに使えます。 ミズノにも同じようなクリーナーで携帯用(70ml)がありますが、販売価格はあまり変わらないのでたっぷり入ったMIKASAがかなりお得です!

体育館用すべり止めシューズクリーナー 実売価格(税込・送料込)1,400円程度

MIKASA
MIKASA

説明書きには「体育館の滑り止め用の床ワックスがソールに付着して滑りやすくなるのを防ぎます」と書いてますが、体育館にワックスをかけると床板の剥離が起こる危険性があるので今は禁止されていますし、そもそも滑る原因は床のワックスだけではありません。滑る一番の原因は埃や微粒子です。

このクリーナーはワックスだけでなくゴムの表面や傷内部の埃や微粒子まで取ってくれるので重宝します。

  ムースは4ヶ所程度で十分

実際に使用してみました。評判どおり一時的なものです。床の状況にもよりますが、プレイ10分ぐらいは持つでしょう。 雑巾で拭いてもソールの溝や表面の細かな傷に入り込んだ微粒子はなかなか取れませんが、このムース状スプレーならムースが溝や傷に溜まった微粒子の除去に役立つことは間違いないです。 何度も使っているうちに何となく持続時間が長くなっているような気がします。恐らくシューズ裏の細かな傷にこのスプレー成分が入り込んで微粒子が転がりにくくなっているのではないでしょうか。
驚くほどの効果は感じられないものの次第にいい感じになります。
使い方:シューズのアウトソールに4ヶ所程度ムースを吹き付けます(写真)。一瞬押すだけで十分です。きれいな雑巾などで塗り伸ばします。吹き付ける量によりますが、300プレイ(1プレイ10程度)くらいは持つのでかなりリーズナブルです。

めくり式靴底クリーナー

→ こんなのもあります。同じMIKASAが発売してる「めくり式靴底クリーナー」定価6,600円(税込)。50cm角の30枚の粘着シートが重なっていて、この上で足踏みし埃や微粒子をとる。粘着が弱くなってくると1枚ずつめくって使用するタイプです。値段は高く感じますが実売価格で1枚160円位、1枚で1試合はもつでしょうから大事な試合に皆で使えばそんなに高いものではありません。雑巾よりほこりは確実に取れると思います。日頃の練習は雑巾やスプレー、試合会場では踏むだけなのでこれを持って行くと重宝します。コート横に置いて滑り始めたら試合中に時々踏みましょう!

めくり式靴底クリーナー 実売価格(税込・送料込)5,000円程度

原因その4:汗

夏場暑い体育館で運動すると、とてつもなく汗が出ます。そして飛び散ります。少しくらいなら問題ないですが、転んだ場合は床に汗がべっとり。ここをシューズで踏むと汗が微粒子のように潤滑の役目をして滑ります。

 対策:モップで拭き取る。これしかないですね(笑)

シューズ裏を濡らすと滑らない?

体育館によく濡れ雑巾を置いて踏んでいる人がいます。確かにシューズ裏を水で濡らすだけで一時的に滑りにくくなります。これはシューズ裏に付着した大量のホコリや微粒子が水で湿りお互いくっついてまとまり転がりにくくなるからです。そして雑巾側に埃や粒子が一部移動し、ゴム部分が少し露出して床に密着するのです。

しかし、これはあまりお勧めできません。ホコリや微粒子が少し取れても濡れたまま歩くと逆にどんどんホコリや粒子を吸い付けます。それが乾くと、さらに滑り始めます。なので、雑巾を使うときは、しっかり絞って、踏むときはしっかり擦ってホコリや微粒子をきれいに取り除きましょう。
床を雑巾掛けするとき雑巾を濡らすのは、床を濡らすのが目的ではなく雑巾で擦って埃や微粒子を吸着させ取りやすくするためですよね。

じゃ、何で水が付いてるのに滑らないのか・・・・
そう、水は潤滑の役割をしますので滑るはずです。ところが、床やシューズ裏が傷だらけだったり埃が付いたままだとその隙間に水が入り込み、埃や粒子は水を吸ってまとまり滑るのを防いでくれているのです。でも、大量に水を付ければ水の逃げ場がなくなって当然滑ってしまいますので気をつけましょう。


原因その5:床が傷だらけ

メンテナンスをしていない古い体育館は、床に細かな傷が無数に付いています。そんな床とシューズ裏のゴムは密着せず、おまけに床の傷にはモップでは取れない無数の微粒子が入り込んでいますから、これがコロの役目を果たします。その上にまた微粒子が積もる。これがまたコロの役目を果たし、さらに滑ります。
分かりやすい例は、ピカピカのテーブルに手を当てて滑らせてもなかなか滑りませんが、テーブルに新聞紙を敷き手を当てて動かすとどんどん滑ります。そこにサラサラの小麦粉を少し撒くと更に滑ります。つまり手はシューズのゴム、新聞紙は細かな傷だらけの床というわけです。

シューズも床も傷だらけだと滑らない?

シューズも床も傷だらけだと逆に噛み合って滑りにくそうですよね。
でもそんなことありません。シューズにも床にも縦横無尽に傷が付いていれば、決して噛み合うことはありません。ですので密着性はほとんどなくなります。

テーブルに新聞紙を敷いて、シューズに見立てた手に別の新聞紙を当てて動かしてみてください。めちゃくちゃ滑ります。同じ理屈です。

体育館床にウレタン塗装すると、床の細かな傷が全て埋まってピッカピカになります。そしてシューズと床の密着度がめちゃくちゃ上がります!

対策:体育館の管理者へ床のウレタン塗装をお願いする。・・・お願いしてもなかなか難しいですけど。(小学校の体育館でも300万円以上かかる)

コートラインプロ」から引用

2017年5月29日の文部科学省の「体育館の床板の剥離による負傷事故の防止について」の通知で、水拭き及びワックス掛けが禁止されました。床板が水分を吸収し乾燥することによる床板の剥離が発生するようで、ずいぶん以前から全国の体育館でバレーボールの床への飛込みによって木片が身体に刺さる事故が起きているようです。

以前ここで雑巾がけやモップに霧吹き、ワックス掛けをご紹介しましたが、今は禁止されているようです。やらないようお願い致します。

ウレタン塗装すると滑る!?

塗装して床表面をピカピカにすると密着度が上がり最高なのですが、汗や水などで濡れるとシューズと床の間が逆に潤滑しやすくなりどんどん滑ります。微粒子も転がりやすくなり滑りますので注意しましょう!

傷だらけの床は、汗や水や微粒子が傷に入り込むので、少しならさほど影響はありませんが、ピカピカの床の表面は水の逃げ場がないので、水が潤滑剤となりめちゃくちゃ滑ります。滑らないピカピカの床でプレーしながら、いきなり汗で濡れた床を踏むと非常に危険です。
夏場は特に転んで床に汗がべっとり付きますので、転んだらすぐに汗などの水分はきれいに拭き取ってからプレイしましょう! そうすることでピッカピカウレタン塗装は最高のパフォーマンスを発揮します。

雪が積もったコンクリートの歩道を、裏がつるつるの革靴で歩くとすべりまくりますよね。ほんの少し勾配があっただけでも滑って歩けません。これは道路にも靴にも水の逃げ場がなく大量の水分が潤滑の役割をはたすためです。

難しいですね~。つまり、ウレタン塗装して傷をきれいに埋めるとと滑りにくくなるが、そこに微粒子や汗がたくさんあると逆に滑りやすくなるのです。

対策:床が塗装されたら、モップでこまめに埃や微粒子をきれいに取り除く。汗や水で濡れたらすぐに拭き取る!

冬によく滑るのはどうして?

夏場はあまり滑らないのに冬場はよく滑る。これはどうしてなのか。
上でも少し説明しましたが、夏は気温が高いので空気中にたくさんの水蒸気を含んでいます。床全体のホコリも湿気ています。そして雨が降っていると湿度は最高になります。床に飛び散った汗もあり、このホコリに細かな粒子がくっつき、滑る原因の粒子が転がりにくくなるのです。さらにホコリどうしもくっ付きますから、シューズと床の間の埃がまとまり、床との密着性が少し高くなるのだと考えられます。すべりにくさだけでいうと最高のコンディションです。
冬場はその逆で乾燥してますから、積もった粒子はホコリにくっ付きません。均等に粒子が存在して滑り放題ってわけです。
また、気温が低いとゴムも硬化します。原因その1で説明してるように、硬化もすべる原因になります。
冬場の乾燥はどうしようもありませんので、体育館に霧吹きでミストを空中に撒くのもありだと思います。
シューズの滑りは危ないですし、いいパフォーマンスができません。滑って困っている方は是非対策を実践してみてください。

最悪のコンディション

解決策を考える前に、最悪の条件も知っておくのも大事でしょう。
 1.シューズのアウトソール(床面に接するゴム)が硬化している。
 2.体育館を長時間使用していないため、床がホコリだらけ。
 3.冬の晴れた夜で床が非常に乾燥している。
 4.体育館の床が古く細かい傷だらけ。
 5.シューズのアウトソールをきれいに拭いていない。

これを全て満たせばスイスイ滑ります。できるところから一つずつ解決していきましょう。

まとめ

滑る原因は単純ではありませんが、対策としては、練習前にモップでよく拭く! 汗で濡れたらきれいに拭き取る。 これに尽きます。

でも、モップ自体が埃だらけで汚れていては何にもなりません。
ですので、モップを外してよく洗い乾かすことが大変重要なのですが、学校の体育館の場合ほとんどモップは洗っていません。かといって勝手に洗って干して置くわけにもいきません。

そこで裏わざ。毎週同じ場所で練習しているクラブであれば、モップの部分だけ一つ買って付け替える。古いモップは一つずつ持って帰って洗濯機で洗う。これを繰り返せば全てのモップがきれいになります! そうすれば体育館の管理者にも喜ばれるでしょう。安いモップだとたった1400円程度で買えちゃいます。
もし既存のモップと同じものがなかったり、モップのサイズがバラバラだったら、棒も含めて1本購入し体育館用具庫に置かせてもらう。そして別の汚れているモップの部分だけを一つずつ洗ってあげるといいですね。これでも安いものだと2500円程度で買えちゃいます。

体育館モップといえば「テラモト」の緑の棒に白のモップ。だいたいどこの体育館でもこのモップを見かけます。結構安いので1つ買ってこまめに洗って使うことをお勧めします。
テラモトのモップは、本体幅 90cm・75cm・60cm・40cmの4種類。それぞれモップ部だけのスペアもあります。

商品名体育館モップ 90体育館モップ 75体育館モップ 60体育館モップ 45
本体幅90cm75cm60cm45cm
モップ幅114cm99cm84cm69cm
本体モップセット
実売価格(税込)
3600円程度3150円2900円程度2500円程度
モップ スペア
実売価格(税込)
2200円程度1850円1600円程度1400円程度

バドミントン専用マット!

バドミントンをするときは、何といってもバドミントン専用マットが最高ですね。
これはマット自体が柔らかく粒子や埃があっても、シューズで踏むとマット側にも食い込んでくれますからね。これならシューズ裏のゴムが硬化しても平気です。
でもこれは、バドミントン専用コートじゃないと難しいですね。体験したければマットを敷いてくれる超レベルの高い大会に出場しましょう(笑)

ちなみにこのマット、世界バドミントン連盟(BWF)公認のレベルの高い公式大会用のものだとなんと1面定価150万円 同じくBWF承認で中国製の安いものでも実売価格28万円ほどします。アンダーマットを入れたりして衝撃吸収を和らげるものがお高いようです。それでも、強豪実業団は練習時に使用してますし、強豪高校でも1面くらいは持ってるかもしれませんね。

このマット、1枚ものと思いきや、縦4分割にしロールで保管しているものをつなぎ合わせるんですね。つなぎ合わせが難しそうです。

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